スポンサーリンク

パズル要素満載!でもやけにリアル?在庫をラインを掌握し、工場を発展させていく経営シミュレーションゲーム『GOOD Campany』【インディーゲーム速報】

新作情報

インディーゲーム速報と題してお送りしているこちらのシリーズ。
今回はChasing Carrotsが開発し、The Irregular Corporationが提供する経営ゲームの紹介です。

『GOOD Campany』

ドイツのChasing Carrotsが開発した経営シミュレーションゲームで、
家内制手工業的な町工場から、複数のラインが入り交じる工場まで発展させていくゲーム。factorioの敵を排除して経済の概念を追加したみたいな感じです。
基本的にプレイヤーは電化製品を作成します。
最初は電卓、その次はPDAなど、さまざまな電化製品を作成し、それを販売して利益を得ます。
その利益を使って設備投資を行い、工場を発展させていく、
その際、原材料の仕入れも行う必要があり、また原材料には在庫の概念があり、
仕入れ数もロットごとと、結構リアルにできています。
また、製作設備はすべてマス目に沿っておく必要があり、パズル要素も強いです。

在庫・物流の概念

仕入れを行い、製品を作成し、納品する。それらすべてに在庫の概念があり、
また、在庫をストックするための保管庫も必要なため、工場の敷地がマスで区切れラテいて有限の本作ではいかに効率のいい配置を心掛けるかが、利益率に直結します。

また、工場内の部品・製品の移動はすべて物理的に行う必要があり、
初期は人間が手運びすることになります。
ある製品の部品を制作するとします。
部品製作係は原材料を在庫から運んできて部品を制作し、製品を制作しているところまで部品をもっていくのでは、生産効率が悪すぎます。
そこで部品製作を行う場所のすぐ隣に、部品の材料のストックできる棚を置き、
棚と棚の間の原材料・部品・製品の移動は物流専門のスタッフに任せる。
これがゲーム序盤の基本になります。

物流にも在庫の概念がある

さっきも述べたように、基本的に棚を介してモノの管理を行いますが、
当然ながら、棚のサイズにも種類があり、省スペースで済む棚は搭載量に限りがあります。
積載量と設置スペースのコスパを考えなければ、原材料は足りていて、製作スピードも足りているのに保管場所が足りないために部品の供給が滞る、そんなことも起こります。

製品は設計する必要がある

製品製品と先ほどから言っていますが、製品も自分で設計する必要があるのも
このゲームの特徴です。

作れる製品はゲーム進行によって増えていきますが、押し付けの製品を作る従来のゲームと違い、このゲームではマーケットのニーズに合わせた設計をする必要があります。
性能が高い、電池の持ちがいい、描画がきれいなどニーズは多岐にわたり、それらは現代で我々が電化製品に求めているスペックそのものです。
ここでもパズル要素が加わり、それぞれの部品を筐体にうまく納めなければなりません。
陳腐な筐体に夢の性能、そんなことは不可能なのです。

完成した製品は市場アピール力等の評価を受け、製造されたのち、出荷されます。

市場の概念

ここまでパズル要素満載でしたが、ここにきて経営的な一面もしっかりあります。
自分で設計し、製作した製品を販路に乗せたとき、
その製品の販売数や評価だけでなく、1週間当たりの需要量の確認や
割引を行うことも可能になっています。
これにより、自分の向上でどのくらいまで製造していいのか、これがわかるようになります。

ゲームモード

ゲームモードは2種類

ストーリー仕立てでゲームのことが1から学べるキャンペーンモード
こちらには難易度が高めのチャレンジミッションもあります。

1から好きなようにできるフリーモード
こちらはいわゆるサンドボックスモードです。
とはいえ1から工場を作るため、難易度は高めです。

日本語化

ばっちりされています!とは言えませんが、プレイする上では問題になりません。
2バイト文字がたまに□になっている程度の可愛いものです。

まとめ

ドイツ人が作ったって聞くだけでシステマチックな真面目なゲーム、と感じてしまう方もいるかもしれませんが、
ドイツはボードゲームが非常に盛んで、パズルゲームの製作も精力的に行われています。
このゲームはキャッチーなグラフィックにパズル要素、そして緻密なマネージメントが必要と、実にドイツ人が作ったといえる素晴らしいゲームです。

まだアーリーアクセスですが、十二分に楽しめる出来となっています。
おすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました