とある研究所に閉じ込められていた謎の触手生物が逃げ出した!
研究所の職員たちはモンスターの魔の手から逃れることができるのか・・・。
っていうストーリーをモンスター側で楽しむアクションゲームの紹介です。
逆ホラーともいうべきゲーム性
前述した通り、このゲームの最大の特徴は主人公のキャラクターです。
パニックホラーによく出てくる謎の触手生物をコントロールします。

逃げ惑う職員をどんどん食べて進んでいく。
途中火炎放射を放ってくる敵や無人攻撃ドローンなどの攻撃を受けつつ、脱出を諮ります。
攻撃方法はパニックホラーそのもの
食べるも良し、飲み込むもよし、ドアを外してぶつけても良し。
床材をばこーん外して落下してくる人間を飲み込む、なんてお約束の展開もこのゲームならできちゃいます。

無双げー?いいえ、結構シビアです。
これだけ聞くとおいしく人間を蹂躙し尽くす触手による無双ゲームかと思われますが、
そんなことはありません。
パニックホラーではよく「なんでそんな狡猾な動きすんの!?」みたいな展開がありますが、このゲームをプレイするとその理由がよくわかります。
端的にいうと、真っ向勝負するには人間が強すぎるからです。
このゲームも類にもれず、強力な兵器を有する人間に真っ向勝負を挑んでも
簡単に返り討ちにされます。
いかに人間の裏をかいて飲み込むか、そういうところもこのゲームの魅力かと思います。
でもやっぱり、いまいちな点も。
まずひとつ言えるのがコスパの問題です。
このゲーム2000円ですが、そのボリュームがあるかと言われると、
正直ギリギリなラインだと言わざるを得ません。
おそらく相当苦労しても5〜6時間で遊び尽くせます。
2000円台のこういうゲームはやりこみ要素でそのコスパを補填するタイプが多いですが、このゲームはそこらへんが薄いため、どうしても内容不足を感じます。
しかしながらまったく新しいゲーム性、操作性を持ってすれば買っても損ではないでしょう。
二つ目、これはいい点でもあるのですが、
UIが不親切です、道中さまざな能力を獲得できますが、見やすい一覧みたいなものはありませんし、ミニマップみたいなものもありません。
触手視点としては作り込まれていますが、不自由に感じる人もいるかもしれません。
むすびに。
夏だ海だパニックホラーだ!という方は多いと思います、
呪怨もネトフリで配信されましたし、この夏は気分を変えてパニックさせる側になってみるのもいいのでは?
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