話題のイソジン、コロナは一旦置いておいて、そもそもイソジンについて利点・欠点調べてみた結果、見えてきた対策法。

Essay 新型コロナ関連情報

大阪府知事が新型コロナウィルス感染症にイソジンによる喉うがいが有効な可能性があるとの言説を会見で発表し、物議を醸しています。
知事もその後ツイッターで補足をしていて水掛け論が続いていますが、そもそもイソジンってなに?利点欠点を調べてみました。その結果わかった意外な対策法とは?

新型コロナに有効とされるイソジンとは何なのか。

今回有効性が指摘されたのはこちら。
正確にいうと「ポビドンヨード入りうがい薬」

ああ、ヨードチンキねって思った人もいるかもしれませんが、あれとは別物です。

用途は同じですが、別物で従来使われていたヨードチンキはポビドンヨード液に取って代わられました。

アメリカのShelanski H.A.らによって1956年に開発され、日本では明治製菓(現:Meiji Seika ファルマ(製造元)、販売元は明治)が1961年に殺菌消毒剤及びうがい薬として医薬品としての承認を得た。
現在はムンディファーマが販売を委託している塩野義製薬やシオノギヘルスケアが販売している。(出展:wikipedia)

ややこしいですが、明治がライセンスを取得、認可を取り、その後ライセンスが終了したので今は塩野義製薬が製造販売権利を持っているということです。(出展:https://www.asahi.com/articles/ASHD946FLHD9ULFA015.html)

ポビドンヨード液、効能は?

手術部位(手術野)の皮膚の消毒
手術部位(手術野)の粘膜の消毒
皮膚・粘膜の創傷部位の消毒
熱傷皮膚面の消毒
感染皮膚面の消毒

ポビドンヨード液が重宝される理由として、有効な菌・ウィルスが多いにも関わらず、人体への有毒性が低いという点があげられるようです。
ポビドンヨード液はうがい薬だけでなく、手指消毒など様々な消毒液として使用されています。

ポビドンヨード液、当然副作用も。

まぁ、なんにでもアレルギーってあるもんで、当然ながらヨウ素アレルギーの人に使用するのは厳禁です。

ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)が確認されています。

その他にも、発心等の過敏症、接触皮膚炎、そう痒感、灼熱感、皮膚潰瘍、皮膚変色
血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異など多岐に渡ります。
(出展:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00059448)

ツイッターを見ていても甲状腺ホルモンへの影響を懸念している医師・医療関係者が多かったように思えます。

ポビドンヨード液がもたらす市場への影響、エッセンシャルワーカーが被害を被る。

ほんの数ヶ月前、マスクや消毒液の需要過多による市場価格の高騰、転売の横行による法整備
特に小売店、ドラッグストアでの対応が社会問題として取り上げられました。

毎日マスクはないのか、消毒液はないのか、いつ入荷するのかという半ば恫喝的な問い合わせに翻弄させられる店員。
それでも休むことができないいわゆるエッセンシャルワーカーたる方々には頭が下がります。

それらの教訓を考慮せず、歴史を繰り返す。
しかもエビデンスがはっきりしていない研究を飛ばしで出すという神経は施政者としていかがなものかと・・・。

ポビドンヨード液によるうがいの偽陰性が増えるという指摘も

新型コロナウィルスへのポビドンヨード液の有効性は実験研究段階で確認されつつあるようです。

しかしそれはウィルスへの有効性であって重症化への効果は未だ確認段階です。

吉村知事はイソジンがコロナの予防になるとは言っていないと訂正ツイートをしていますが、後の祭りです。
ここで問題なのは唾液PCRが行われている中で検査対象者がイソジンでうがい後にPCR検査を受けた際、
検査結果で陰性と出た場合、それは口腔内は陰性でも感染しているという偽陰性の可能性が高まってしまうということです。

本当は感染しているのにPCR検査では陰性と出て社会に戻ってしまう。

これの土台を作った罪は大きいと言わざるを得ません。

ポビドンヨード液が新型コロナウィルスに有効だとして
確かに口腔内のウィルス数を減らすことが間接的に誰かにうつす可能性が下がるというのはあると思います。

しかし、インフルエンザで周知の通り、ウィルスによっては喉に入ってから数分で体内に侵入するウィルスも存在します。コロナはその限りではありませんが、有効に活用するためには1日に数回、ポビドンヨード液による喉うがいを行う必要があり、前述した通り
その際は様々な副作用と向き合っていく必要が出てきます。

そもそもポビドンヨード液である必要はあるのか

これまでの感染症、特にインフルエンザに対する研究の中でうがいの有効性は示されているが
うがい薬の使用は疑問視されることが多い。
クリティカルな予防、例えば扁桃腺炎などの消毒や風俗嬢が行為の前にイソジンでうがいするなどは有効だが、
日常的な使用は否定的な意見が多い、理由は前述した通り、副作用。
また、粘膜にいる常駐菌も消毒していまうことにより抵抗力が落ちる可能性があるためだ。

うがいが有効だとして、じゃあどうやって対策する?

では、どうすれば?
これは新型コロナウィルスに関しては確認されてないが、人間には非常に強力な消毒設備が備わっている。

それは胃である。

胃酸で殺せばいいのである。

ここに口腔内の専門家、日本口腔ケア学会による報告書がある。

緑茶にはカテキンとフラボノイドが含まれているので 、効果があ
ると言われているが、緑茶でうがいした場合、これを吐き出すこと
をせずに飲み込む
こ と については、インフルエンザ予防の観点から
も緑茶に よ る 頻回により口腔内を湿潤でき、口腔咽頭の乾燥を予防
できるとともに これを飲み込み 胃内に入ることにより、感染は成立
しなくなるために有効である。

特に口腔外に 緑 茶 を吐き 出せない環境 下 で 、 必要に応じて 頻回に
含嗽をする上では有効と考える。
(出展:http://www.oralcare-jp.org/topics/pdf/influenza_20171220.pdf)

みんな!お茶を飲め!!!

イソジンの転売は違法です、やめましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました