オーディオプラグイン界の価格破壊王、Waves。
毎週のようになんとかフライデーとかなんとかマンデーをやっていて、もはやずっと安いのがデフォルトな印象さえあるメーカーですが。
ぶっちゃけどれを買えばいいのよっていう記事を書こうと思います。
今回は EQ編。
■「F6 Floating-Band Dynamic EQ」
こいつはなんでもこなす優等生です。

端的に機能を説明すると、RTA付きのダイナミックイコライザー。
実際に音の周波数分布を見ながらEQがかけられるだけでなく、
いわゆるダイナミックイコライザー。
つまりある周波数に対して、一定の大きさの音が入って来た時だけにEQがかけられる、そんなEQです。
こいつがあればほぼ全ての前処理は完了します。安売りしてたら間違いなく買いです。
■API 550
金属のザラザラ感を表現させたらピカイチ。

さきほどの近代エフェクターとは打って変わってこちらは実機のモデリング。
名機と言われるEQ、API550のモデリングEQです。
モデリングとかサンプリングとかエミュレーター言われるのは、実際にあるハードウェアエフェクターの処理を分析し、再現したエフェクターのことです。
注意しなければいけないことは、実機のモデリングです。
その機材が持つ、ステレオイメージではなく、あくまでメーカーが分析した
ある個体にそっくりな挙動をする、というプラグインです。
そのため各社同じモデルでも結構音色が変わります。
WavesのAPI550は3ポイントのAPI550Aと4ポイントのAPI550Bという2台構成で、
筆者はスネアが金管、トップなどの金物にざらつきが欲しい時によく使います。
■PuigTec EQs
唯一無二のQカーブと癖のあるかかり具合が何にでも合う。

超名機、PultecのEQをモデリングしたこちら、
上段のEQP1Aは各帯域にBOOSTとATTENを装備し、
指定した周波数あたりを適当にあげて、下げます。
ちゃんとしたパラメータはありますが、この雑な感じにぐいいいいっといくのが気持ちいいんです。
やわらかく、でも芯のある音に仕上がるため、リードギターはこいつでだいたい決まります。
下段のMEQ5はEQP1Aに比べ、より細かくできるように見えて、そうでもありません。
この2つのプラグインを2段構えで調整することが本当に多いですし、結局これに行き着きます。
■まとめ
もっと他にいいのあるだろって方は絶対にいると思います。
でもこの EQたちを持っていれば、とりあえず困ることはないように思える。
ということで書きました。
次回はコンプ編でも書こうかな。
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そうすると僕も10%引きになりますが、もうほとんど持ってるや笑
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