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ケルト音楽?いいえ、ヴァイキングの聖歌です。SKÁLDを紹介。

Musicアーティストアーカイブ

ワールドメタルを愛好している僕ですが、またすごいのを見つけました。

北欧系の民族音楽というと日本ではケルト音楽がおなじみです。

固有の領土を有しなかったといわれる民族と不思議と通じ合う哀愁。

それがケルトが日本に浸透した理由とぼくは学生時代論文を書きました。

今回は紹介するバンドはそのケルト音楽ではありません。

ヴァイキング音楽です。

・まずは御一聴

重厚でシンプルなサウンド。

地を這うようなコーラスに支えられた妖艶で伸びやかな女性ボーカル。

ケルト音楽とは違った印象を覚えます。

・バイオ グラフ

プロジェクト名はSKÁLD

北欧神話に触発された音楽活動を行っています。

ほぼ文献が残っていない中世期のスカンジナビア周辺の神々の物語を

当時頭脳の中枢だった吟遊詩人たちと同じように

豊かで複雑な語彙を用い、時に力ずよく、時に神秘的な

いわばトランス状態へといざなう、そんな口頭でしか伝えられてこなかった伝説の数々を後の世に残していく、そんな思いで始まったプロジェクト。

・楽器

ワールドミュージックにおける醍醐味はその多彩な楽器隊による

他と一線を画した雰囲気、サウンドです。

ここでヴァイキング特有の楽器を紹介します。

ヴァイキングドラム

特に印象的なのはイントロから流れる地鳴りのような打楽器。

最初はケルトの打楽器、バウロンだとは思ったのですが、

こちらのシーンでしっかり紐張りのものが出てきました。

ヴァイキングドラムといわれる打楽器ですね。

姿形はバウロンそっくりですが、構造・演奏方法が違います。

こっちがバウロン、バチの両サイドで打ちこむ、どちらかというと軽快なリズムが特徴です。

リラ

ハープのようなこちらの楽器、ヴァイキングハープ

もしくはヴァイキング・リラというようです。

スカンジナビア特有のハープですね。

ボーンズ

まんまです、骨です。

どこの地域にもある最も原始的な打楽器ですね。

PVに出てこない楽器たち

フジャラ

PVの説明文に書いてあります、こちらスロバキアの楽器のはずですが、使用されています。

シトラ

他のPVではヴァイオリンのような楽器レベックも登場します。

そしてこのとてつもなくでかいヴァイオリン、これなんだっけ・・・。

名前が思い出せません。

リリース

今のところアルバムを一枚リリースしています。

全13曲入り。

その名も

VIKING CHANT

直訳すると、ヴァイキングの聖歌。

spotifyで全曲視聴可能です。

他とは一風変わった楽曲たち、でもどこかで心が沸き立つ

そんな不思議な楽曲たちをぜひ。

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